ひとことアート
西洋美術館


講師の二階堂です。 絵を楽しむ場所として、美術館や画廊の存在は大きいと思います。 美術館や画廊は、それぞれの立場に役割と機能を別にしていますので、 例えば、木場の現代美術館は現代アート系の作品や作家の 最近の動向を紹介することに絞っているとか、 近代美術館は国際的な近代美術、美術館によっても分かれますが、 明治あたりから昭和期の作品のコレクションが多かったりします。 画廊もそれぞれに得意分野がありますので、洋画系や日本画系、 現代アート系と画廊ごとに違いがあります。

hitokoto-art-004-01ロダン ”考える人”


自身、美術館へでかけるというと企画展に出かける事が多く、常設展は ”ついでに鑑賞する” や、”次の機会にでも・・・” というような形が多かったのですが、最近は常設展も面白いということに気がつき、常設展だけをじっくりと堪能し、鑑賞する機会も増えました。

最近特に面白いと感じたのは、上野にある西洋美術館です。
古典絵画から近代までのコレクションが素晴らしい事は言うまでもありませんが、西洋美術館の常設展の特徴は、油彩画を中心とした西洋絵画史を(※)時系列で鑑賞する事ができますので、油絵を学ばれている方には特におすすめ出来ます。

また、数多くのロダン彫刻を堪能出来る国内でも屈指の美術館です。

西
洋美術館の見所は前庭にもあります。
前庭は無料で立ち入りができますので、気軽にロダン彫刻の傑作を鑑賞できる良い機会となります。
上野駅からのアクセスのしやすさ、そのロケーションから館内に入った事が無い方でも、前庭の『考える人』の存在をご存知の方は多いのではないでしょうか。

上野公園に遊びにいかれる方は是非立ち寄っていただきたいおすすめの美術館です。

次回は館内の常設展示を紹介したいと思います。

(※)企画展や時期によっても常設展示の内容は変わります。

hitokoto-art-004-03ロダン “地獄の門”