書の起源『甲骨文と金文』


骨文は現在確認されている漢字の中で、最も古い漢字です。
亀の甲羅(お腹側)や動物の肩甲骨に占いの内容、結果を刻していました。甲骨文の後には青銅器が多く作られ、青銅器に刻された文字を金文になります。
古い漢字である甲骨文や金文には、現在使われている漢字の原形をみることができます。意外な漢字、興味深い漢字などを紹介していきます。

とり

来年の干支は酉です。
漢字の鳥と隹(ふるとり)は殷時代にいた鳥の姿だそうです。鳥は長い尾、短い尾は隹。酉年のニワトリは尾の長い鳥でしょうか。甲骨文、金文のとりは鳴き声が聞こえてきそうなほど、生きいきとした姿をしています。

美は「羊」と「大」を組み合わせてできた漢字です。
羊に合せた「大」は、大きくて太っている、という意味だと思われます。羊と合せて「美」は大きくて立派な見た目の良い美味しそうな羊!
美しい、という漢字は「おいしそう!」という気持ちから発生したようです。

車とキュビズム

車という字は、殷代に使用されていた戦車、馬車の造形からうまれた文字です。馬がつながれている部分は、上からの視点、車輪は横からの視点。絵画のキュビズム的な表現で構成されています。紀元前に車輪が存在していたことも、驚きですね!

書の起源/アートスクール銀座・南青山書画院