抽象画教室

本質、理念の描出にて、理念化です。小説ではないポエジーとも。日本では室町時代に完成した「能」とも、ショスタコビチとも他の分野においても抽象表現は存在します。具体的な絵画描写から離れて、線や面また色などにより最も基本的な造形の要素で自由に表現します。始まりはカンディンスキーやピカソのキュビズムから。抽象表現の裏には、無意識のうちに具象が存在し記号化されます。凝縮されたイメージは人々に普遍的な感動をもたらします。パウル・クレーは抽象画について、私の作品は自然との対話から生まれると語っています。詩人のごときアートです。フォンタナの作品はカンバスを切り創作に挑戦し考えさせます。マークロスコの作品の前に立つと静けさの中に宇宙的な空間へと誘われます。モンドリアンは誰もがグリッドとカラーのリズムを感ずコンポジション。セザンヌも複数の視点より具象のようですが抽象表現と言えます。ジョルジュブラッツクはキュビズム、古い遠近法を否定を試みました。本質を理念化し、既存の意識より、心を解き放ってご自身の中に新境地を切り開いてみましょう。