ワークショップ第11回
絵画作品の光学調査
絵画作品の光学調査
開催日時:9月24日(土)13:00 – 15:30 (2時間30分)
※日程が変更になりました。開催日時が決まり次第ご連絡いたします。
定員 :10名
参加費 :¥5,000 (会員¥3,000)
開催場所:中川画廊
担当講師:濱谷聖
講座内容:絵画修復に於ける光学調査の解説と実演
持参物:UVランプを使用するため、サングラスをお持ちの方はご持参ください
紫外線や赤外線を使って、絵画を見てみます。
通常の光のもとでは見ることができない、たくさんの情報を見ることができます。ワークショップでは、中川画廊所蔵作品のロシアイコン(トベーリ派 18C)を例に、実際の調査実演と解説をいたします。作品を普段と異なる視点で観察することで、絵画を構成する素材と構造について理解を深めていただきます。
保存修復分野において、絵画作品に修復処置を実施する際には、作品の保存状態や適用された技法、材料や構造を確認するために事前調査と記録を行います。さまざまな調査がありますが、一般的に必要不可欠な写真撮影による調査記録が最も代表的なものとして挙げられます。可視光線のほか、紫外線や赤外線などの不可視光の帯域の光線を用いた調査によって得られる情報を、写真(フィルム/CCD)を介して可視化することで、目視による比較対照を行うことが可能となります。それによって材料の推定や技法、以前の修復処置などを読み解くことができます。
- プロジェクターを使った解説と調査の実演(撮影はしません)をおこないます。
- 基本的に会員の方を対象としたワークショップです。
- お申し込みは担当の講師か事務局までお申し付けください。
- 定員になり次第、お申込みを締め切りさせていただきます。
- お申し込みが定員に満たない場合、開催をキャンセルする場合があります。
- 講師が詳しくご案内いたします。初めての方も、お気軽にご参加ください。